生き物と共存する自然農法とは

食の安全性を考えるのであれば、農薬や化学肥料を使っていない食材が安心です。無農薬栽培やオーガニック栽培などが注目をあつめる中で、自然農法についてご存じの方はどれくらいいるのでしょうか。 こちらでは、遠野もぐもぐカントリーで行っているMOA自然農法についてご紹介します。

自然農法には様々な手法があり、自然栽培や有機栽培など、呼ばれ方も様々です。農薬や肥料を一切使わない手法、無農薬無施肥に加えて耕したり除草したりしない手法、必要があれば落葉や草が材料の自然堆肥を使う手法、農薬や肥料を極力抑える手法など、農家によって実践している手法は異なります。

自然農法というと、農作物やそれを食べる私たちにも良い印象があるのではないでしょうか。必要としている農作物が無農薬のものなのか、減農薬のものなのかなど、どんな自然農法を行っているのかを確かめることで、より安心して口にすることができます。

遠野もぐもぐカントリーで行っているMOA自然農法には、人間は太陽の光や水、土が持つ力によって植物が自ら育つ手助けをしているにすぎないという考え方があります。自分自身や家族の健康を大切にするのはもちろん、人や社会に貢献する、環境に配慮するような栽培方法を実践します。

全国各地の田畑は、それぞれ環境が異なります。その土地に合った栽培方法を実践しながら、時には自然堆肥を取り入れ、元々土が持つ力を活かした栽培となるよう、長い目で見た生産計画を立て、土づくりから始めていくのが基本です。